合格者

毎年のことですが今年も卒業された先輩はかなりいい大学に通られました。
数年前まで本校の生徒は多く推薦で大学に進学していました。

しかし、中等教育学校の増加などが原因なのかもしれませんが、近年は推薦は減少傾向にあります。
（Wikipedia上に書いてある推薦で合格する人が大多数という表現は現在は事実ではありません。ただし現在、推薦で通られる先輩がはそこまで少なくなったわけでもありませんが・・・。）

その分、一般入試で合格する先輩たちが目立ってきました。
公式HP上ではまだ公開されてはいません（4月初旬現在）が、今年は、現役で京大、阪大、早稲田、一橋、九大、慶応、東京芸術など、非常に入試が難しいとされる難易度の高い学校に入学されました。

今の在校生の中にも、東大や、早稲田、九大、医学科志望者の生徒がいます。

「五ヶ瀬に入れば大学も指定校推薦で合格できる」とか、「五ヶ瀬の生徒は体験学習などに押されて勉強ができない」といった書き込みを目にしたことがありますが決してそんなことはないと思います。

寮に先生がいて、夜も学習をみてくださり、友達と一緒に教えあいながら学習でき、親しい先輩からはいろいろと教えてもらえる。
そんな学校だからこそ、忙しくても、学習面での結果が出ていると思います。

本校は「体験学習などふつうの学校ではできないことがある」学校ではありますが、ふつうの学校と同じように学習がおろそかなわけではないということを感じていただけたら幸いです。

忙しさの中に発見がある

本校生徒はむちゃくちゃ忙しいです。

寮生活や学祭（フォレストピア祭という。後日紹介します。）に中一から取り組むこと自体、かなりの忙しさです。
でもやはり一番忙しいのは論文作成です。
中一から論文を書いてそれを発表させるような学校はそうありません。

卒業までに四本の論文制作と、四回の発表があります。
私も論文をこなしてきたが,ものすごく大変でした。

その代わり、自分でいうのもおかしいかもしれないですが、非常に有益な研究のプロセスや論文の書き方、プレゼンテーション能力が身についてきたとおもいます。
また、パソコンなどの情報に関する能力やプランニング能力も少しずつであるが身についてきました。

とある国立大医学部にいる先輩が学校に訪れたときに「大学での生活より本校にいたときの方が忙しかった」といわれた記憶があります。

本校では受験勉強以上に社会に出てからの有益なことを多数学べるのではないかと感じ、学校生活を送っています。